＼新プログラム始動／ 音楽でこころほぐれる時間
はじめに
12月に入り、ジョイントでは新しい試みとして「音楽ワーク」がスタートしました。
講師としてお迎えしたのは、ハウオリ音楽室の音楽療法士・丸山さん。
やさしく落ち着いた声とあたたかい雰囲気に包まれ、参加者のみなさんの表情も自然とほころんでいきました。
ここでの音楽は“上手に演奏すること”よりも、気持ちを整えたり、自分のペースで表現したりするためのもの。
「なんとなく気分転換したい」「人と少しだけ関わってみたい」
そんな思いのある方にも寄り添う、やわらかな時間になりました。
自己紹介でリズムにのる時間
最初は、丸山さんと参加者全員で簡単なリズムに合わせた自己紹介をしました。
自己紹介と聞くと少し緊張してしまうものですが、
リズムが加わるだけで、不思議と気持ちが軽くなります。
はじめは硬かった表情も、声を出すうちに少しずつゆるみ、
場の空気がやわらかく温かいものへと変わっていきました。
ウクレレのやさしい音色に耳を澄ます
続いては、丸山さんによるウクレレ演奏の時間。
『空も飛べるはず』や『風になる』など、なじみのある曲が心地よく響きます。
歌える方はそっと口ずさみ、聴いているだけの方もゆったりしたひとときを過ごしました。
音楽には、ことば以上に心へ届く力があることを改めて感じられました。
初めてでも楽しめる！トーンチャイム演奏
次に挑戦したのは、参加者全員でのトーンチャイム演奏。
トーンチャイムは、ハンドベルのような形の楽器で、
軽く振るだけで澄んだ音が鳴るやさしい打楽器です。
初めてでも気軽に参加できるため、
「楽器を触るのは久しぶり」「演奏なんてできるかな…」という方でも安心。
ひとりひとりが担当する音を出しながら、自然と呼吸を合わせたり、
隣の人の音に耳を傾けたり——
音を通じて、ほどよい“つながり”が生まれていきました。
無理をしない関わり方ができるところも、このワークの魅力です。
音とともに一歩ずつ
今回が第1回目となる音楽プログラム。
うまく演奏することよりも、音を楽しみ、自分のペースで表現することを大切にしています。
「音楽が好き」でも、「ちょっと気が重い日が続いている」でも、どちらでも大丈夫。
話さなくても、聴いているだけでもOKです。
ここは、気分転換しながら少しずつ“自分のペース”を取り戻せる場所です。
今後も月に1回のペースで開催予定です。
気軽にふらっと、音に会いに来てみませんか？
無理なく続けられる小さな一歩が、きっと次につながっていきます。
また次回も、一緒に心地よい時間を過ごしましょう♪
就労移行支援事業所ジョイント
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