清掃ボランティアで見えた「働く力」
ジョイントではプログラムの一環として週一回、市内にある保育園でのボランティア活動を行っています。
この活動には、
・決まった時間に、作業に取り組む
・周囲とコミュニケーションをとりながら進める
・自分の行動が誰かの役に立つことを実感する
といった、就職に向けた大切な目的があります。
室内ではおもちゃや椅子、遊具などの拭き掃除をし、屋外ではデッキの掃き掃除や雑巾がけに取り組みました。
参加メンバーの皆さんも活動に慣れ、それぞれが自分でやることを見つけながら、黙々と効率よく作業を進められるようになってきました。
室内清掃:自分から動き、丁寧に確認する
室内には、大きなマットや備え付けの遊具があるほか、今日担当する分の複数のおもちゃや絵本が準備されています。部屋に入ると、メンバーの皆さんは自分の担当を決め自ら取り組み始めます。
・細かいおもちゃを一つずつ丁寧に拭く
・力を合わせて重たいマットを持ち上げ、丁寧に拭く
・バケツの水が汚れると、進んで交換に行く
・周囲からの依頼や声かけに応じて、すぐに動く
など、それぞれが役割を意識しながら取り組んでいました。
「このおもちゃはこの箱の中で合ってますか?」
「ここはまだやってないです」
のように、確認しながら作業を進めることができていました。
職場では、分からないことを確認することや、自分の作業状況を正確に伝えることが大切です。
こうした経験は、「報告・連絡・相談」の練習にもつながっています。

屋外清掃:工夫しながら、よりよい方法を探す
屋外では、自ら「ほうきやります」など、役割を選び、一生懸命作業する姿がありました。
ほうきで掃いても砂が残ってしまう場面もありましたが、よりよい方法をスタッフと一緒に考えながら、最後まで丁寧に掃除を続けていました。
また、雑巾がけでは、「どこから始めれば効率的か」「拭き忘れた場所はないか」を確認しながら進める様子も見られました。
仕事では、ただ作業を行うだけでなく、段取りを考えたり、やり方を工夫することや、仕上がりを確認することも大切です。今回の活動からも、そうした力が育っていることを感じました。
作業の先に、喜ぶ人がいる
ボランティア活動の良いところは、自分たちの取り組みが誰かのためになっていることを、その場で実感できることです。
きれいになったおもちゃやお部屋は、これから利用する子どもたちにつながっています。
先生方からは「いつもありがとうございます」「本当に助かっています」といった感謝の言葉をかけていただきます。
事業所の中での訓練だけでは感じにくい、「社会とつながっている」という感覚と経験が得られます。
こうした積み重ねが、働くことへの自信や意欲を少しずつ育ててくれると考えています。
まとめ
「誰かのために」と取り組んだ時間は、働く力を育てる時間でもあります。
ジョイントでは、一人ひとりのペースを大切にしながら、実践的な経験を通して就職に向けた準備を進めています。
「人の役に立つ経験をしてみたい」
「まずは体を動かすところから始めたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
就労移行支援事業所「ジョイント」では見学・体験も随時受付中です。
気になる方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。